お世話になっている方々からのコメント

  • Pinkoi Japan 代表取締役 飯沼健太郎さま
  • 面白法人カヤック 代表取締役CEO 柳澤大輔さま
  • 小泉経営会計事務所 小泉明義さま
柳澤大輔さま

面白法人カヤック 代表取締役CEO

柳澤大輔さま

村式が起業することの背中を押してくれたのが、やなさわさん。 「起業するってぶっちゃけどうなんですか?」と不安の塊でしかなかった村式創業メンバー全員で鎌倉のやなさん邸に押しかけ、色々と起業について教えてもらいました。いろんな仕事をご一緒させて頂いたり、おもしろい人を紹介してもらったりと、実に多くのご縁を頂いています。感謝してもしきれない、村式の兄貴のような存在です。

1. 柳澤さんから見た村式はどんな会社ですか?

大切にしたい会社です。以下の3つの観点から。

1つ目。
友人同士で起業して続いているから。
僕らカヤックも学生時代の友人3人と起業しました。
うまくいかないとさんざんアドバイスされました。
当時は若かったので、そのアドバイスの意味はわかりませんでしたが、
今はよくわかります。友人関係には損得勘定はありませんが、
仕事は損得勘定があるのでそれでメカニズム上うまくいかないのです。
でも一方で、いきすぎた資本主義を変えるには一端損得勘定のない関係性にヒントがあるのではないでしょうか。
村式も新卒で入った会社の同期5人で立ち上げた会社です。とてもいい関係を築いているなと思っています。

2つ目。
同じweb制作業界にいる会社としてお互いに刺激しあって成長しあえればと思っています。

3つ目。
鎌倉本社の会社として。
鎌倉が本社であるということのメッセージは、
まさに新しい資本主義を作っていく上でのメッセージだとカヤックは考えています。

2. 柳澤さんから見た住吉優とは?

ほんとに気持ちのいい後輩経営者です。
とにかく、一緒に酒をかわしたくなる。

3. 村式との思い出深いエピソードを教えてください

創業前に、5人が僕の自宅を訪れて、創業の相談をされたことがあります。
その時、どうも僕は蕎麦をうっていたそうなのです。
確かに一時期蕎麦の実から、臼をつかって蕎麦粉をつくり、蕎麦を打つのにはまってた時期がありました。
あの臼どこいったんだろ・・・

4. 村式10周年にあたり一言お願いします!

10周年おめでとう!
10年続くということはすごいことですね。
長く続けるということは大変なことで、またこの先も20年、30年と歩みを止めず頑張ってください。
応援しています。

飯沼健太郎さま

Pinkoi Japan 代表取締役

飯沼健太郎さま

飯沼さんとの出会いはまさに運命的。博報堂の新事業の開発パートナー候補選定のため村式に来社されたのが初めての出会いでした。和室で真正面から対峙し、目と目を合わせ、語り合ったのを覚えています。そこからiichiという事業が生まれ、村式の仕事のレベルも人も成長させて頂き、世界が大きく拡がったのは言うまでもありません。たまに会って酒を交わすととにかく一瞬でお互い激アツモードになれる。とても聡明で熱く、人徳のある御方です。

1. 飯沼さんから見た村式はどんな会社ですか?

熱い会社だと思います。

最初に出会った時に感じた印象も、5年間密にお仕事させて頂いてきた今も、変わりません。代表の住吉さんの熱量を中心に、熱い人が集まっているからなのだと思います。何かを本気でやってみたい、という人にとってはとても魅力的な会社だと思います。

鎌倉の中心にある本社とは別に、北鎌倉の古民家フクスケ(当時の名称)ではさまざまな会議、泊まり込みの合宿、飲み会、集まりが行われていることが村式らしさを作っていると感じます。今はもうやっていないものもあると思いますが、「木鶏」というチームに分かれて車座になり色々なテーマに基づいて話し合うという仕事以外の社内行事などは村式という会社を象徴していると思います。業務上で必要な能力だけではなく、個人や組織の人間としての成長も同じく大事だという思想があるのだと感じます。

まじめで誠実な会社であることは間違いないのですが、一方で、楽しいことやアホっぽいことが大好きな会社であることも大きな魅力です。面白い、意義あると思うものには計算を越えてトライする部分をしっかりと残している貴重な会社だと思います。それらが独特の世界観を作り出していると感じます。熱くて面白いものに対しては本気で向き合い形にしていくという会社です。

2. 村式との思い出深いエピソード

いろいろあるのですが、徹夜で6000枚の印刷物を出力して、ホッチキスで4枚づつとめたときのことはひとつの思い出です。

イベントで配布する資料の制作が間に合わなくて、印刷に出すことが出来なかったために村式のインクジェットプリンターを夜通しフル稼働して出力を行い、4枚づつホッチキスどめしました。これだけだと、どんな思い出になっているのかが分かりにくいと思うのですが、自分にとっては、この一連の出来事は仕事に対する強い信頼と絆を感じた象徴に残っている思い出です。

代表の住吉さんとデザイナーのいかりんと当時ディレクターのしげの4人で、〆切の朝までに残された時間と、紙が一枚印刷される時間を計算したりして徹夜で出力しました。紙を触り過ぎて、指先の感覚がおかしくなりましたが、何か青春的なものを感じました。

朝方の疲労感のなかで、面白い話を出してくれたりして乗り越えたことが印象に残っています。

3. 博報堂が村式というベンチャーと共同事業をしてみてどうでしたか?

ある程度大きな会社組織とのベンチャー事業というのは、ほとんどうまくいかないと思いますが村式とだから成功できたと思います。

iichi(いいち)という日本の手工芸品の作り手と使い手を繋ぐEコマース事業を博報堂と村式で0から立ち上げ、様々なことを乗り越えて、現在では2万人の作り手と数十万人の使い手を繋ぐサービスに成長しました。

システム開発を軸に置きながらも、本質的には、その事業の肝となるコンセプトやコアメンバーの意識や組織文化づくりを丸ごと全部一緒につくりあげていきました。本気度、事業テーマが村式のものと合致したのだと思います。

iichiは今年、Pinkoi Japanに社名変更を行い。iichi、そしてあらたにPinkoiというアジア各国のクリエイターと生活者を繋ぐ、国際間の越境Eコマースサービスも行うことになりました。これも村式が当初から見ていた世界や考えが今に繋がり形になったことが起因していると思っています。

4. 村式10周年にあたり一言お願いします!

10周年、おめでとうございます。

越境ECの仕事にフォーカスしていくという方針のもと、さまざまな仕事に注力されていることと思います。村式の人間力には、国や言語や文化を越えて価値を生む出す力があります。新しいステージで様々な活躍がとても楽しみです。応援しております!!

小泉明義さま

小泉経営会計事務所

小泉明義さま

村式にとって小泉会計の小泉さんは切っても切り離すことの出来ない御方です。ポジティブでいつも背中をおしてくれる、人生の大先輩。赤字が積み重なりいよいよ倒産してしまう!という絶体絶命の時、小泉さんは、お金を貸してくれるといいました。「無利子無期限で貸すよ。だって仲間じゃん」と。あの言葉は本当にうれしかった。結果的にお金を借りることなく、会社も息を吹き返したのですが仕事を通じてこのような熱い付き合いができることに心から感謝しています。

1. 小泉さんから見た村式はどんな会社ですか?

まさにヴィジョン経営を体現している会社だと思います。
もう何年の付き合いでしょうか。目白で起業したころからのお付き合いです。
ヴィジョンは会社の命の源泉で、毎日少しづつ水をやり大きく育てていくもの。
そして時に立ち止って自分たちのヴィジョンそのものの検証を行う。
そして、メンバーの個人的成長が村式のヴィジョンに跳ね返って、新たな求心力が生まれていく。
そんな生まれながらの、まさに冒険企業、ベンチャー企業が村式だと思います。
自分たちのヴィジョンの検証、事業の再定義を常にやり、苦しみながら新たな理念やヴィジョンを創造し、それに向かって全員一丸となって航海に出ていく船が村式です。

あたかも、漫画ワンピースの海賊たちが自分の宝物を追い求めて航海を続けていくような、いつみてもワクワクドキドキさせられる、とっても魅力的な会社です。僕は、村式という会社とそのメンバーが大好きで、いつも心に気になっています。村式愛を感じています。

2. 創業メンバーはどんな人間ですか?

創業メンバーは5人でしたね。

社長の住吉君は、人たらし的な変な魅力を持った男で、いつも物腰丁寧で、キラキラしたきれいな目をしているので、うっかり騙されてしまいます、なんて冗談ですが。
でも魅力的なのは事実で、柔和な外見に似合わない、剛毅な魂と、ほとばしるアニマル的情熱の持ち主で、まさに村式の触覚、開拓者の役割を担う冒険大好きなリーダーです。彼の誠実な態度は胸を打ちます。素晴らしい日本の宝です。

小池君は、最初はいかにも地味な天才型SEかと思っていましたが、実は非常に視野が広く、全体を見渡せるバランス感覚のある、社長型の人材でした。また情に厚く仕事ができて仕事には厳しいが人には優しい理想的な上司であると思います。彼が居てくれるおかげで村式は安定的に発展できます。村式にとり、アンカーのような重要なリーダーです。

高橋君は、村式の総務経理人事というバックオフィスを固めてくれていますが、いろいろなところに目が利きますので、人と人の間をうまく埋める、組織の潤滑剤役をすごく上手になっています。時には組織ストレスの吸収役として、そしてある時は社内の松岡修三として社内を鼓舞しまくっています。いずれにしても村式のムードメーカー的なリーダーです。

中川君は、まさに天才型開発者と言えるでしょう。彼の発想と技術力は他の追随を許しません。彼の発想力、突破力、自信が村式のエンジンの大きな一部と感じています。なかなか中小零細にはいない切り札、ジョーカー的人材です。彼が居ることで、村式の情報感度がものすごくよくなっているのを感じます。

それから卒業した、平井君。何度も私のかみさんのジャズライブに来てくれました。心優しく剛毅な魂の持ち主で、自分の心に正直に生きています。一本気な男で若サムライです。村式の航海の途中で、iichiのヴィジョンに出逢い、共感共鳴し、卒業していきました。彼も立派なIT系サムライでした。僕は彼は今もなお、拡大発展した村式という家族のメンバーと考えています。

この5人は、みんなキャラが立っていて本当に魅力的な若いサムライたちです。仕事に祈りを込め、そして誰よりも楽しんで、チャレンジしています。共通意識は、日本が好きで、日本を尊敬し、日本人としての誇りを持ち、その良さを自分たちのサービスに込めようとしている点でしょう。これが他のIT系の人達と決定的に異なる独自性になっています。他のスタッフもまさに、仕事に祈りを込めて生きている、自主独立心あふれる、大変魅力的なサムライ集団です。

3. 思い出深いエピソード

村式との思い出は本当にたくさんあります。

最初に知り合ったのが、カヤックの花見の会の時。創業すぐだったので、すぐ中期ヴィジョンを作ろうということになり、うちの事務所に創業5人メンバーに来ていただき、さっそくシュミレーション開始。あえなく2度倒産してしまい、全員意気消沈。 その後浮上プランができみんなでほっと一息つき、仮説シュミレーションで良かった、でも現実になってはだめだから、さらに戦略を持ち気合入れて参りましょう、と握手しあったのをよく覚えています。

それから創業メンバーのうちの一人が離脱するという申し出があった時。住吉君の悲痛な電話に、すぐ事務所に全員で来てくれと言い、来てもらいました。
重苦しく出口が見えない雰囲気の中、スタッフに酒を買ってきてもらい、宴会にしてしまいました。今回の件は、村式ヴィジョンが浸透した結果、その分霊として卒業発展していくメンバーが出たということだ。これは非常に喜ばしいことであり、みんなできっと心の底から悩んだであろう彼の行く末を祝い、大村式ファミリーの誕生会にしようということになり、みんな最後は涙涙で握手して別れた覚えがあります。

あとは、何度か、ここは軌道修正し覚醒しないとやばい、と感じたときは、机をたたいて叱咤激励をしたこともありました。とにかく税理士と会社という仕事の関係性を超えた、本音の心の付き合いの歴史があります。それが今もできていることを、ます監査人として、心から感謝しています。

4. 村式10周年にあたり一言お願いします!

本当にあれから10年、過ぎてしまえばあっという間の気がします。
でも、ヴィジョン経営をしている冒険企業なので、中味は本当に濃いものがあります。創業メンバーの一人一人が社長ができるぐらい成長したのではないかと感じています。経営も人生も未来からの逆算だと思います。ありたい自分の理想像を明確に描き、現実とのギャップを自分の目標課題にして、一歩一歩進んでいく自己研鑽の旅と思います。その中で、自分の価値観、意識の成長があります。

どうぞいつまでも、ヴィジョンの再定義を常に議論しあう社風を忘れず、何のためにの問いを常に心に抱き、謙虚さを忘れず、切磋琢磨して、人が成長する組織をめざし、常に家族や関係者に感謝を忘れず、日本の素晴らしさをサービスに込めて、世界に羽ばたく、超ユニークな、日本的ITサムライ集団であってほしいと思います。

これからの10年はまさに日本の精神性が世界をリードしていく時代。その代表的企業にぜひなってもらいたい、必ずなれる、村式がならなければ誰がなるんだ、と信じていつも応援しています。村式10周年、心からおめでとうございました。よく頑張った。そしてこれからもともに笑顔で、顔晴ろう!